20150623

第八回 日本画無料講座 水干絵の具の種類と使い方 日本画の描き方

水干絵の具とは何か?

いわゆる泥(どろ)絵の具といわれ、天然の泥を水干(水で洗って精製して乾かした)した絵の具のことです。

今は顔料で染色した水干絵の具もあり、とても種類豊富な絵の具です。

主に膠水で溶いて薄塗りに使います。

水干絵の具の使い方

水干絵の具の使い方は、少量を絵皿に出し、少量の膠水でよく練ったあと、膠水で濃さを調節して彩色します。

粒子が細かいので念入りに潰してから使いましょう。

混色もできると説明にありますが、不透明の要素を持つので注意してください。


水干絵の具の種類

どのようなメーカーから水干絵の具が出ているのか探してみました。



吉祥の水干絵の具セット



美術学校で1度は買う(買わされる)ことがあるかもしれませんが学校に行っている間に使い切る可能性はほぼ0ですので、必要がないといえばないかもしれません。水干絵具は何かと面倒なのでこれを使うくらいならチューブ入りの練り水干絵具がおすすめです。しかし長い目で見れば絵具代の節約のために1セットは必要です(筆者のように貧しい場合)。


吉祥 60色セット(30色×2)

ナカガワ胡粉の水干絵の具セット