20160419

第三十二回 日本画無料講座 下塗りの方法 実演あり

日本画で下塗りする方法 日本画の描き方

日本画を描くことは結構面倒な労力を要します。まずは準備がたいへんで、紙貼りも面倒ですが、もっと面倒なのはやはり下絵作りです。下絵が決まったら下塗りした和紙に転写します。今回はこのあたりからの説明をしたいと思います。
日本画の描き方-下塗りの基本編
恥ずかしながら、筆者の制作画面、地塗り後の1回目の彩色です。

作品の全容をお見せすると正体がバレそうなので、このあたりで説明いたします。

この図は下塗りを済ませた和紙に、念紙で下絵を転写して、塗り始めの様子です。我ながら部分的であってもきれいに見えますね・・・やはりこの美しさは技術というより岩絵の具のおかげといえましょう。いいえ、画像処理できれいに見えてるだけです\(^o^)/実はもっと淡い色なんですが、見やすくするためにくっきりしてみました。なんだか日本史に出てくる古代史の壁画みたいですね!もしかして私、昔の人と同じような描き方してるのでしょうか(´・ω・`)

はっきりいって、誰でもこの程度は下絵さえ描ければできます!

ご覧のように日本画の岩絵の具というものは広い範囲を均一に塗りにくいという特徴があります。その特徴を生かしながら岩絵の具を塗っていきます。

もし均一に岩絵具を塗りたいのであれば刷毛(はけ)という平らな筆であれば割りと均一に塗ることが可能です。

下塗りは大抵は大きな刷毛で行います。粒子の細かい岩絵の具ほど、下塗りに適しています。なぜなら粒子の大きな岩絵具を塗りたくるとお金がかかるからです^^;

つまり、日本画は下絵とお金次第ということがいいたいです。

長らく講座を更新してなかったので、どこまで書いたか忘れてしまいました。

重複してたらすみません。

今日は3つくらいのことをお伝えしました。

あれっ下地づくりって説明してないような・・・。

現代日本画の描き方にもいろいろありますが、背景の色を塗ってから描いたほうが安い和紙を使ってるときは作品がきれいに見えますw

でもなんとなくわかればOKです!

お金さえあれば誰でも自力でできるんですよ、日本画は。

お金さえあれば・・・ね( ;∀;)