20160920

第三十八回 日本画無料講座 白色の岩絵具の価格の比較2016年

日本画岩絵具(白色)の価格を比較しました。

いつも買ってる通販の量り売りのお店とよりも、地元の岩絵具のほうが安かったので、日本画絵具の価格を比較することにしました。

純方解末(ほうかいまつ)の価格比較

2016年9月現在の純方解末12番の価格を比較しました。
  • ナカガワ胡粉の定価(いわゆる希望小売価格)・・・15g 241円 ビン入り
  • 同上・・・100g 1102円(税込み)
  • 絵具屋三吉・・・15g 145円(税込み)
  • ゆめ画材・・・ナカガワ胡粉の15g瓶入り 248円(税込み)
  • 丹青堂・・・50g 432円(税込み)
ほほう。大阪の丹青堂が、信じられないくらいに一番安いですね~。φ(..)メモメモでも丹青堂さんのほかの絵具はちょっと定価っぽい。

新岩絵具、岩白の価格比較

ついでに、岩白12番手の価格を比較しました。
  • ナカガワ胡粉の定価・・・瓶入り 20g 780円(税込み)
  • 丹青堂・・・10g 324円(税込み)
  • 絵具屋三吉・・・15g 437円(税込み)
  • 得応軒・・・1両 435円(税込み)
  • ゆめ画材・・・ナカガワ胡粉 瓶入り 20g 842円(税込み)(アマゾンで見てみる→)
  • アートウェーブ・・・ナカガワ胡粉 瓶入り 20g 843円(楽天で見てみる→)
ふ~ん。得応軒が一番安いのかなぁ。得応軒の1両って何gだろう。15gという人もいるらしいけど、ほんとかな?正式には約16gらしいけど、絵具屋さんは何gで一両といってるのだろう。ゆめ画材さんは2,000円以上の購入で送料無料だから、送料が価格に添加されているようですね。

天然岩絵具 水晶末の価格比較

  • アマゾン・・・100g 1350円(税・送料込み)13番手は合わせ買いで15g 248円
ホルベインの優彩 水晶末 100g は現時点で1350円で送料無料 ホルベインの水晶末は、水晶末を特殊顔料でコーティングしているのかな?そこが気になるポイントです。

  • 絵具屋三吉・・・15g 205円(税込み) 500g 1080円(税込み)メーカー製(おそらく上羽かな)500g 6080円(税込み)
  • 丹青堂・・・10g 151円(税込み)
  • ゆめ画材・・・ナカガワ胡粉 瓶入り 15g 432円(税込み)
水晶末は絵具屋三吉とホルベインがお得かなぁ。500gで1080円は・・・かなり安いですね。

白でもいろいろあるんですよね。

20160919

第三十七回 日本画無料講座 合成岩絵具のすすめ

合成岩絵具は安くておすすめ!でも欠点も。

万年貧乏な私は、はじめは天然岩絵具にこだわっていましたが、次に新岩絵具というガラスを着色した粉末の絵具に妥協していました。そして最近は合成岩絵具に目覚めました。合成は不変性という点で退色が心配なので避けてきましたが、最近はそうもいってられなくて合成岩絵具でしか鮮やかな色がなかったりして、やむを得ず積極的に使うことにしました。合成岩絵具より不変性があり長期保存可能な透明水彩をやったほうがマシかというと、そうでもないので、もうちょっと日本画を続けていこうと思います。もちろん透明水彩も好きです。

合成岩絵具には欠点があります。それは粒子が細かすぎるので、絵肌が細かい下地の上に着色すると、透明水彩で描くより残念な結果になるということです。透明水彩用紙は紙の凹凸がありますから、絵具が偏りにくいのです。12番手の下地の上に合成岩絵具を使いますと、もう染みだらけの汚い花になっちゃって、私は落ち込みました。

ですので合成岩絵具をお使いになる際には岩絵具などでつるつるになった面の上に描かないように気を付けましょう。

結局、合成岩絵具はおすすめしませんが、どうしても色がない時に使ったり、お金のない時に重宝します。

合成岩絵具は乳鉢などでよくすりつぶして使いましょう。

20160908

第三十六回 日本画無料講座 額縁を買うお金がない時に買うおすすめの仮縁

日本画専用の額縁と、本額を買えない時のための仮縁

秋の公募展の季節になりました。日本画を描かれているみなさんの最初の登竜門となるのが自治体の公募展です。少々大きめの作品が出来上がりましたら市展や県展といったお住いの地域の公募展に応募してみましょう。

日本画の公募展の応募には額縁が必要です

はじめて日本画を身近な公募展に応募する時に必要な物が額縁と出品料です。公募展への出品料は安いところで無料~千円ほどかかります。公募展に応募する際に誤りやすいのが応募作品の搬入日(はんにゅうび)といって作品を展示会場に運ぶ日が意外と短くて、お勤めの皆さん、特に夜勤の方は年に一度の機会を逃してしまうこともあります。

あとはマナーの問題として、日本画が少々上達された方が腕試しで近隣の自治体の低レベルな公募展に出品して賞をかっさらう行為は残念ながら、低俗な行為と言わざるを得ません。あちらこちらの自治体の同レベルの公募展で賞をとっても道場荒らしと何ら変わりのない攻撃的な行為で日本画を描く人としては人間性が低い行為、コミュニケーションに欠ける行為といえましょう。そのような欲望があるくらいならもっと精進してひとつ上のレベルの公募展に応募したほうが建設的というものです。写真展などになると酷いものでプロレベルに達しているのに地方の写真展の賞を毎年のように(命が尽きるまで)総なめしてブログで自慢しているおじいさんがいらっしゃいます。自分がもし写真を応募する立場なら、機会を潰されているようなもので可能性のある挑戦者にとっては応募する価値のない公募展となるでしょう。それと同じことが日本画の世界でも起きているのを私は目の当たりにしたことがあります。自治体の方も応募地域の範囲を広げ過ぎていることも問題であると思います。自治体では毎年同じ人が入賞して他の応募者を不快にさせたり筆を折らせない仕組みとして、入賞回数の上限を設けて、それ以降の応募は無鑑査という枠があるのが普通です。

もちろん賞を狙って作品づくりができる水準にない初心者の方についてはコミュニケーションの一環として楽しくあちらこちらに応募しても大丈夫でしょう。

市民芸術祭の要(かなめ)は万民が楽しむためのコミュニケーションイベントなのです。賞金目当ての公募展と勘違いしてはいけません。

額縁にガラスやアクリル板を入れて応募してはいけません

日本画はみんなに見てもらうためのものであり金目のものではありません。ですので展示会に日本画を飾る場合はガラスやアクリル板は外しておきましょう。見る人の立場になれば、てかてかと画面が反射して非常に見づらいし、見ていただく方にたいへん失礼です。

「俺様私様の絵はとーっても大切だから見る人の息やゴミや微生物から画面を保護しなければ!」なんて考えであるなら応募したり展示しなければよいのです。この自己中心的な欲望と展示会はよほどぶしつけで低レベルな管理の展示場でなければ両立しません。

さて、日本画の額縁のことです。日本画の木製パネル作品専用といえる額縁のメーカーは1、2社ほどしかありません。そのひとつが大仙という額縁メーカーです。


こんな感じの額縁に入れますと、日本画の大作が引き立ちます。もちろん、普通の油彩用の額縁でも応募可能ですし、日本画用の額縁を買うお金のない人が普通です。油彩額を日本画に利用する場合は、なるべく余白の大きな額縁がよいでしょう。※ボードなどに薄塗りの方は水墨画用の額を使います。

仮縁~日本画・油彩共通の公募展用の額縁

普通の人は本縁なんてそう何個も買えるはずありませんから、公募展への応募の時のみにとりあえず使用する額縁を仮縁といいます。仮縁は本縁の半額以下の価格で買えますので、各サイズにつき1個ずつ揃えておいてもよいでしょう。
仮縁でおすすめなのが、金属製の仮縁です。木製の額縁はネズミや害虫の食害に遭いますので、長く倉庫に保管しておく仮縁は金属製のものがおすすめです。マットなども付けると結構な金額になりますので、外枠だけで十分でしょう。

私も先日、応募のためにCXシリーズの仮縁を購入しました。本縁の三分の一の価格でしたので、お財布には厳しいものの、これからのことを思うとやむを得ません。そのかわり、秋に買おうと思っていた別の物をいくつかあきらめました。もしも趣味が日本画しかない場合は本縁の購入をおすすめしますが、たいていの方は、ほかにもご趣味があると思いますし、ましてプロでもないので仮縁で十分だと思います。

20160607

第三十五回 日本画無料講座 岩絵具が画面に落ちた場合の修正法

日本画の描き方講座35 日本画絵具が画面に落ちた場合の対処法

今回の日本画講座では、描画途中の画面(キャンバス)に日本画絵具(岩絵具)が落下した時の対処法です。この失敗は、日本画制作のキャンバスサイズが大きくなるほど起きやすくなるといえましょう。私の経験では「今日は気持ちが乗らないな~」という日に、つまり脳に疲労が蓄積されている時にこのようなミスは起きやすいと思います。

日本画絵具(岩絵具)が画面(和紙)の上に落下してしまいました
日本画絵具(岩絵具)が画面(和紙)の上に落下してしまいました。

まさに先日のことです。ちょっとやる気が湧かないな、という日に無理して日本画の岩絵具での着色をすすめていた時のことでした。絵皿を切らしており、仕方なく絵皿の蓋を裏返してそこに岩絵具と膠水を入れながら使っていました。準備不足であることは確かなのえすが、私は絵皿に岩絵具を残しておいて毎回捨てないタイプですので、それで絵皿を使い果たしていざ描きたい時に絵皿がないという状況がよく置きます。

つまり日本画を描くときに左脳から右脳に切り替えるまで時間がかかって構想も0になっていた時のことでした。いったん頭を切り替えると調子よく描けるのですが・・・。

そんな時にスボラな絵皿から日本画の和紙の上の花に薄桃色を塗っていたときのことです。気が付いたら葉の上にポタッっと桃色の岩絵具(人造岩絵具)を落としていました。私は画面に岩絵具を落としていることにもまったく気が付かずに描いていまして(つまり、夢中になっいて)、お絵かきを終えた時に絵具を落としていたことに初めて気が付き慌てました。

慌ててすぐに筆などで岩絵具を拭い取るべからず

この写真の岩絵具はこぼしてからどれだけ時間が経過しているのかわかりませんので、うっかり筆で拭い取ってしまうと下地まですべて取れてしまうことがよくあります。慌ててしまい、つい日本画絵具が乾くまで待てない時があるのです。ですので乾いた画面に絵具を零してすぐではない場合、いったん日本画絵具が乾くまで待ったほうがよいでしょう。逆に乾いている画面に日本画絵具をこぼしてしまった場合はすぐに拭えば大丈夫です。

失敗と試行錯誤を重ねて絵具除去の技術を取得する

私もプロではありませんので、お教えできることはこれくらいですが、水を付けた絵筆で岩絵具を少しずつ丁寧になぞりこぼした絵具を削り取ります。気を付けるべきことはお察しの通り、下の絵具を削らずに絵具を拭うことです。絵具の種類や量にもよりますが、あまり面相筆は使わないほうがよいのではないかと思います。そして中央を重点的になぞるのではなく全体をまんべんなく拭っていったほうがきれいに取れるのではないかと思います。

和紙に染み込んだ膠水の色までは拭えない

残念ながら、こぼした絵具と膠水の量が多ければ多いほど、輪っかのような茶色のシミが残ります。このシミまでは取り去ることはできません。もしも膠の着色を取りたいならば、熱めの湯を使い絵具ごと除去するしか通常の方法では取れません。

絵皿はなるべく描く場所の近くに置く

絵皿と描きたい場所との距離が長ければ長いほど、絵具に含ませた膠水の水分が多ければ多いほど日本画の画面の中に日本画絵具をこぼしてしまう確率は上がります。こればかりは透明のビニールを敷いてその上にタオルを敷いてそれから絵皿をキャンバス上に置くなどして大事な画面を保護するしか絵具の途中落下を防ぐ方法はありません。私は絵皿を日本画のキャンバスの上に置くことはほとんど絶対にしませんが、大作を描かれる場合はこういった絵具零しの対応をしておいたほうがよいといえるでしょう。とろみ(粘性)の強い状態の絵具はあまりこぼれることはありませんので、特に乾燥しやすい絵具の場合は手に絵皿を持って日本画を描くこともよくあります。

日本画の画面に付いたホコリはすぐに取るべき

今回のケースとは逆に、日本画を描いている最中に凄いホコリが画面に付着することがあります。暗い色の絵具を使用している時にはホコリは気になりませんが、写真の作例のように明るい絵具を使用している場合はホコリがかなり気になります。日本画の先生によっては遠くから鑑賞するので気にしなくてもよいという方もいらっしゃるようですが、私は先生ではありませんので、日本画の画面に付いたホコリは大嫌いです。ですので、私はホコリを取ろうとして乾いた画面を濡らして下塗りの絵具まで取り去ってしまうこともしばしば、その際は部分的に1から同じ色の塗り直しをしなければなりません。そんなことを思うと日本画の画面に付いたホコリは日本画絵具が乾く前に取ってしまうべきです。

日本画の作例から、岩絵具を削った後

最初の写真から、薄桃色の部分を短めの筆で削って20分ほど自然乾燥させてみました。岩絵具を削り取ってからどのようになったか写真を撮ってみました。まだ完全には乾いていませんのでむやみに触れてはいけません。

日本画で岩絵具を削った後の写真
日本画で岩絵具を削った後の写真

少々絵の具が残りましたが、点が残っているため後でもう少し削ってみようと思いますが、いったんこれで修正は完了としたいと思います。後でまたこれより暗い絵の具を塗りますので、絵具の除去はなんとかなったといえましょう。これが文化財の修復とかそういうことになると大失敗ですね(;^_^A

20160522

第三十四回 日本画無料講座 平筆は安物に限る理由

日本画の描き方講座 平筆は安いものがおすすめ

みなさんが日本画を始められる時にまず買われる筆のひとつに平筆があります。特に以下に挙げるような何とか堂の平筆といった風に筆職人が丹精込めて毛の一本一本を揃えた上等の筆を手にしたくなるというのが人情です。かくいう私も一本くらいはと、上等な筆を買ったものでした。

高級品の平筆、見てると欲しくなりますよね(^^)
でもね、これは岩絵の具を扱う際にはあまりおすすめじゃないんです。
岩絵の具はガラス粉末や鉱物を細かく砕いた粉ですから、透明水彩絵の具やチューブ日本画絵具、顔彩絵具のように粒子が細かくありません。

考えの早いお方ならもう日本画の平筆に高い筆をおすすめしない理由は察していただけたかと思います。

このような高級絵筆を長く使い続けられるのは、日本画のチューブ絵具や顔彩、白番など粒子の細かい絵具のみを扱う場合です。


実はこれくらいの安物が日本画の平筆としてはおすすめなんです。
もちろんお金持ちの方は高い平筆を買われることでしょう。
しかしそれ以外の大多数のお方には安い平筆をおすすめします。

筆は消耗品です。

つまりすぐにダメになってしまうということです、特に平筆は。
面相筆は結構長持ちしますけど、日本画では平筆の消耗速度は面相の比じゃありません。
日本画では平筆のストローク回数は多いですから、すぐに筆が削れて短くなってしまうのです。
そういうことで、日本画の平筆は安物の羊毛がおすすめです。

私も自分にご褒美と、高い平筆を買いましたが、すぐに筆が日本画絵具で削れてしまい、たいへんがっかりしました( ノД`)
日本画用の平筆のサイズは3~8号あたりがおすすめです。

20160510

第三十三回 日本画無料講座 背景づくり 実演あり

日本画の岩絵の具で背景を塗る方法 日本画の描き方

第三十二回の日本画の描き方講座では、地塗り後の初期の背景づくり、下塗りの1回目をご紹介しました。第三十三回の日本画の描き方無料講座は背景づくりについてご紹介したいと思います。

岩絵の具で何層かの塗りを重ねる日本画の魅力

現代日本画の標準的な描き方(どこの大学でも学ぶ塗り方)についてです。地塗りといって和紙に一度目の色を塗り、その次の下塗りで何となく物のアウトラインがわかるような塗り方を前回はご紹介しました。今回はその次、大体下塗りから3回目くらいに塗る方法をご紹介したいと思います。もちろん私の描き方ですので、万人に共通する描き方ではないかもしれませんが、日本画の描き方の本にも背景づくりに触れているご著書がありますので、その内容とほとんど同じことを述べたいと思います。でも私の日本画の描き方の説明のほうがちょっと詳しいかもしれません(*^^*)

日本画の描き方-岩絵の具での背景の塗り方
日本画の描き方-岩絵の具での背景の塗り方

これは現在製作中の筆者の日本画の画面の一部です。全体をお見せしたいのは山々なんですが、完成後は公募展に応募してみたいなという気持ちもあって部分的な公開となります。

ある本(タイトルは忘れました)では地塗り後の一回目で朱で線画を描いたり、濃淡を先につけてしまうという描き方もあるようです。それは他人様の描き方なので、いつかやってみたいと思いつつも作品の雰囲気に合わないので今回は遠慮しておこうと思います。

私は背景に定番の肌色のような色を地塗りとして1回目に塗りました。そして2回目にはやや白っぽい色を下塗りとして背景に塗り日本画の絵肌を少し整えました。植物の葉には緑を軽く塗りましたが思うところがあり気に入りませんでした。この写真を見てみると、肌色、白色、緑の面影が見えることでしょう。そして今回の3回目はどの色を塗ったかわかりますでしょうか?3回目ともなると全体の雰囲気を決める色をいくつか画面全体に塗ってみてどんな具合か考えながら日本画岩絵の具を6cm幅くらいの刷毛で塗っていきます。電気を消して暗い部屋で見たほうがわかりやすいかもしれませんね。3回目に塗った色のひとつは小豆の色のような暗い色です。先生はこれを見てあ、汚いと一瞬思われたようで、私もちょっと失敗したかなとヒヤリとしました。私は悩むといつも汚い色を使ってしまう癖があるんですけどね。しかし画面が乾いてみるとそんなに悪くはなくて、濡れている時のほうが茶色が濃く見えていただけでした。なぜ茶色のような汚いと思われるような色を塗ったかといいますと、やっぱり美しい画面でもそういった地味な色がないと画面に締まりがでないからです。もちろんペタペタとペンキで塗ったような画風の方には必要のない塗り方ですが、今回はちょっと扱いにくい緑を控えようと途中から思いまして、実は茶色を緑のかわりに使ってみようかと模索したこともあります。もちろん茶色を使いましたのは画面で影になる部分だけです。私も当初はパステル調でいこうかと茶色を使わないように思ったんですが、それでは今回の作品のモチーフが本来持っている雰囲気に合わない、パステル調などはよっぽど隙のない構図じゃないと使い難い、つまり日の丸構図のような構図やパターン化したような構図や小品といった単純化できる絵以外では何がなんだかわからない絵になってしまうということもあります。

さて、かなりコツを教えてしまったような気がしますが学習できましたでしょうか。学んだところがあれば、ついでにリンクからお買い物でもしていってくださいね(*´ω`*)ほとんどアクセスのないこのブログですが、滅多にない反応があるとやっぱり嬉しいです。

ああ、そうそう、私、もしも本物の職業画家になったらw?画家なんて絶対に名乗りたくない!と思う。だって恥ずかしいもの。遊んでお金を貰うなんて恥ずかしいに決まってる!どんなに四苦八苦したってたいへん立派な使命感があったって結局は遊びだもん。

20160419

第三十二回 日本画無料講座 下塗りの方法 実演あり

日本画で下塗りする方法 日本画の描き方

日本画を描くことは結構面倒な労力を要します。まずは準備がたいへんで、紙貼りも面倒ですが、もっと面倒なのはやはり下絵作りです。下絵が決まったら下塗りした和紙に転写します。今回はこのあたりからの説明をしたいと思います。
日本画の描き方-下塗りの基本編
恥ずかしながら、筆者の制作画面、地塗り後の1回目の彩色です。

作品の全容をお見せすると正体がバレそうなので、このあたりで説明いたします。

この図は下塗りを済ませた和紙に、念紙で下絵を転写して、塗り始めの様子です。我ながら部分的であってもきれいに見えますね・・・やはりこの美しさは技術というより岩絵の具のおかげといえましょう。いいえ、画像処理できれいに見えてるだけです\(^o^)/実はもっと淡い色なんですが、見やすくするためにくっきりしてみました。なんだか日本史に出てくる古代史の壁画みたいですね!もしかして私、昔の人と同じような描き方してるのでしょうか(´・ω・`)

はっきりいって、誰でもこの程度は下絵さえ描ければできます!

ご覧のように日本画の岩絵の具というものは広い範囲を均一に塗りにくいという特徴があります。その特徴を生かしながら岩絵の具を塗っていきます。

もし均一に岩絵具を塗りたいのであれば刷毛(はけ)という平らな筆であれば割りと均一に塗ることが可能です。

下塗りは大抵は大きな刷毛で行います。粒子の細かい岩絵の具ほど、下塗りに適しています。なぜなら粒子の大きな岩絵具を塗りたくるとお金がかかるからです^^;

つまり、日本画は下絵とお金次第ということがいいたいです。

長らく講座を更新してなかったので、どこまで書いたか忘れてしまいました。

重複してたらすみません。

今日は3つくらいのことをお伝えしました。

あれっ下地づくりって説明してないような・・・。

現代日本画の描き方にもいろいろありますが、背景の色を塗ってから描いたほうが安い和紙を使ってるときは作品がきれいに見えますw

でもなんとなくわかればOKです!

お金さえあれば誰でも自力でできるんですよ、日本画は。

お金さえあれば・・・ね( ;∀;)